今年からいよいよ2年目、ナムコスターズは最下位を脱出できるかが鍵になってくる年。
前編ではオープン戦・WCB間に助っ人外国人・トレードの選手をまとめました。
球界に衝撃、バルカンズが海外移籍した4選手を電撃獲得
昨シーズン最下位のバルカンズが東條(元二階堂)・橘(元愛媛)・友沢(元海洋)・堂城川(元大阪)の4選手の加入を発表。
オーナーが最下位を打開できる戦力を加入していきたいという発言を昨年のシーズン終了から匂わせており、今回海外に移籍していた4選手が電撃加入に至った。ちなみに鈴本(天満台カメレオンズ(現在は解散)→クリーブランド・ガーディアンズ)の加入も噂されていたが、鈴本本人は帰国する気は全く無く結果的に鈴本のバルカンズ加入はデマと言うオチだった。
バルカンズ新加入選手紹介*1
東條小次郎(とうじょう こじろう)
- パワフル高校→二階堂ジェッツ(現在は解散)→サンフランシスコ・ジャイアンツ→津々家バルカンズ
パワフル高校を日本一に導いた後ジェッツにドラフト一位で入団。怪我で離脱したベテラン4番打者の小菅選手に変わる形で若くして4番打者に。その後東條の幼なじみがアメリカの独立リーグで活躍していることを耳にしチームの反対を押し切り海外へ渡米。サンフランシスコ・ジャイアンツへ加入した。昨シーズンは不振に悩まされ3Aへ降格も経験。このままでは自分はもっと上に行けないと感じた東條はサンフランシスコ・ジャイアンツを電撃退団し、猛田たちが所属するバルカンズ加入へ至った。
橘みずき(たちばな -)
聖タチバナ学園高校のクローザーとして活躍後に静岡パーフェクトスターとの競合の末愛媛みきゃんズへ入団。白菜選手と共に長らく女性投手としてチームを牽引。明石神選手や曽根選手といった次代を担う投手が伸びてきたことから、自分のみきゃんズでの役目を終え、メジャーへ挑戦。しかしメジャーリーグの層は厚く、3Aを転々と渡り歩き史上初の女性メジャーリーガーが達成出来ず燻っていた所にバルカンズのオファーが来たため日本球界へ電撃復帰。メジャーを渡り歩いた実力を日本球界で見せられるか。
友沢亮(ともざわ りょう)
- 帝王実業高校→海洋サンダーボルツ→トロント・ブルージェイズ→津々家バルカンズ
元々は投手だったが肩の故障により打者に転向後にみるみる才能開花。帝王実業高校を甲子園制覇へ導き8球団の競合の末サンダーボルツへ入団。加入初年度から二冠を獲得し、仁平のレギュラーの座を奪い強打のセカンド、木下とともに内野陣を牽引。しかし生田が仁平の後継者に指名され、その悔しさからより高みを目指してメジャーへ移籍。ブルージェイズ移籍後は長らくクリーンナップトリオを務めていたが昨年FA権を獲得したため日本球界へ。サンダーボルツ復帰も検討していたがサンダーボルツと本気で勝負をしたいという気持ちがあったためサンダーボルツ加入を蹴ってバルカンズへ入団となった。メジャーリーグで活躍した実力を遺憾無く発揮できるか。
堂城川一朗(どじょうがわ いちろう)
- 甲殻高校→大阪ゴールドモンキーズ→ヒューストン・アストロズ(シュガーランド・スペースカウボーイズ)→津々家バルカンズ
甲子園の強豪高校、甲殻高校のエースとして甲子園ベスト8へと導き大阪ゴールドモンキーズに隠し球選手としてドラフト2位で入団。しかし制球難から大きな活躍はできず不安定な成績を繰り返していた。2020年にはグランパスからFAで加入の藤田選手、そして3年目にして頭角を現した赤田選手に押し出される形となり低迷、そのことから海外に活躍の場を求めメジャーへ移籍を決意。サイン盗み疑惑に揺れるアストロズに加入するも目立った成績を上げられず昨シーズンの大半をマイナーリーグで過ごした。そんな中バルカンズから復帰のオファーが掛かり日本球界へ復帰。新天地で大躍進を目指す。
トレード情報
バルカンズ安堂↔みきゃんズ浜崎
【寸評】
シーズン開幕前にトレード申請も頻繁に行われたが成立したのはわずか1件。しかし若手が急募のバルカンズと先発投手不在のみきゃんズの思惑が合致し、堂城川や橘の加入によって出番が減りつつある安堂と注目の若手株の浜崎のトレードという形になった。
能力から見ると明らかにみきゃんズが有利のトレードだが将来性から考えるとバルカンズも有意義なトレードだったかもしれない。これからに期待大だ。
助っ人情報
ペリカンズ
2月20日 ゴドウィン選手
3月9日 クリフォード選手
グリフィンズ
2月4日 ボイス選手
2月23日 ホール選手
みきゃんズ
2月10日 ニコル選手
バンダイナムコスターズ
3月11日 バード選手
ゴールドモンキーズ
2月19日 フィールズ選手
ナムコスターズ
2月3日 ハリーズ選手
2月3日 アキワンデ選手
バロンズ
3月14日 ギブスン選手
グランパス
3月10日 ヒックス選手
サンダーボルツ
3月5日 カーター選手
パーフェクトスター
2月21日 プラマー選手
【寸評】
トレードとは対照的に助っ人外国人の加入が多く、野手が多くの球団に加入した。注目の選手はサンダーボルツのカーター選手。長打力がありチャンスにめっぽう強く指名打者起用が多くなりそうな選手だ。このシーズンで活躍できるか期待したい。
後編はオープン戦と4年に1度開催されるワールド・チャンピオンシップ・ベースボールの結果を紹介していきます。
*1:紹介文はバルカンズ作成者kashiさんと自身が考えて作成したものです。kashiさんありがとうございました。